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Ogni giorno sara` sereno!

Ogni giorno sara` sereno!

4日目:トリノ

ホテルは朝食付でないので、近場のバールで。
マニーノへの牛乳も、ストローマグのコップ部分だけ渡せば牛乳を入れて
カップチーノの泡を立てるスティックで即時に温めてくれるから楽チン♪
もりもりと朝食の後は、徒歩でチェントロへ出発!

晩の町並みも素敵だけど、空気が澄んでいる朝の散歩はすがすがしい。
早速ベビーカーいやいや病が出たマニーノを サンカルロ広場 に“放牧”(笑)
ここは トリノオリンピック の表彰式が行われた場所。
ボランティアを志願しながらも妊娠中で参加を断念したのがやっぱり惜しい!
次のイタリアのオリンピック開催は一体いつ!?
広場は中央に騎馬増があって何となくフィレンツェのサンティッシマアヌンツィアータ広場にも似ている。
が、その4倍はある広さで、美しい建物が対面し、駅へ向かう大通りには2つ門構えのように教会が建っている。
マニーノはそんな美しさには目もくれず、ひたすら自転車で通るおっちゃんや、散歩中に犬、
トリノのシンボルである雄牛の形をした水道に夢中ではしゃいでいた。

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まずは私が楽しみにしていた モーレ・アントネッリアーナ へ。
道中、ヨーロッパ随一のエジプト博物館を通るが、マニーノ連れではありえない!ので素通り。
・・・いや、↑の写真左下はエジプト博物館前だっけか!?とイマイチ記憶が定かではありませんが・・・
モーレはトリノのシンボル的建築物で、イタリアユーロの2セント硬貨にデザインされているもの。
中には 映画博物館 もあるのだけど、これもマニーノ連れでは・・・と思っていたんだけど
ダンナが買ってきたのは展望台+博物館のセット券。
映画博物館なら映画の映写機や映像にマニーノも興味を示すはず、というのがダンナだけど、さて!?
“サルと煙とアホウは・・・”何とやらと言いますが、行く先々で上れる所は絶対上る私(笑)
自然の多いところでは絶景が、都市なら都市の大きさや成り立ちが分かるのが面白いから。
上から見たトリノはサヴォイア王朝時に区画整備された街並みで、
ルネサンス時代そのまんまのフィレンツェとは一味違う景観でした。
さて、続いては映画博物館。案内役の人の説明でまずは最上階から周って降りていくように見学。
館内は薄暗く、映写機などの機器類の展示あり、イタリア最初の映画上映あり、俳優や映画のポスターあり・・・と
なかなか面白い内容で、最初は不思議そうにいろいろなものを眺めていたマニーノだったけど
30分ほどでベビーカーいやいや病再発&ぐずりモードに(泣)
ランチの待ち合わせ時間にも近づいてきたし見学半ばながらも出口を探しても
暗闇で各部屋カーテンなどで仕切られており、結局ぱらぱらといる係員さんに誘導してもらい博物館を後に。
やっぱり1才2ヶ月、博物館は早すぎた・・・。

さて、ランチはブログお友達の toscaさん と。
toscaさんとはもう3年近く?互いのブログでコメント交換などのお付き合いだったけどお会いするのが今回が初めて★
モーレよりほど近い、婚約者のmakotoさんとの愛の巣へまずはお邪魔しました~。
お2人の顔は写真で何回か見ていたし、他のオフ会同様、初対面なのに初対面でないよう。
ブログでの印象通り、明るくてすごく気の利く大人の女性、でも好きなものにメロメロでチャーミングなtoscaさん。
愛猫のムゼッタちゃんとマニーノの動きに注意しながらも日本茶を頂きながらのおしゃべりは、
私はいろんな事しゃべりすぎて何をしゃべったのがあまり覚えてない(爆)けど、
ダンナは日本語の大先輩のmakotoさんにいろいろ質問をしていました。
更に仕事関係のメールチェックが必要だった私はあつかましくもご好意に甘えてPCを貸して頂き、
しかもその間に別にお会いする友人家族がランチのレストランで待たないようにとmakotoさんだけがレストランへ。
噂には聞いていた、新の “gentiluomo(紳士)” ここにあり!の感動の場面でした。

さて、お待ちかねのランチは、トリノ住まいのtoscaさんカップルも初めてという 本式バーニャカウダ
バーニャカウダは、アンチョビ・にんにく・バターの入ったソースの事(あるいはこのソースをつけて食べる料理?)。
ランゲ地方の3日でも前菜メニューには必ず登場し、私達も2回食べたバーニョカウダだけど
それはだいたいが茹でた?ぺペローネにソースをかけたものだった。
この本式は1人1人にソース皿+温めるロウソク付台(日本旅館のお鍋みたいなやつ)が配され、
ソースがたっぷり入った壺に、ででんと豪勢に盛られた何種類の野菜を見ただけで一同大興奮っ!
人参、セロリ、パプリカ、キャベツ、茹でたじゃがいもなどのお馴染みの野菜から、
バルバビエートラや名前を教えてもらったのに忘れた(泣)里芋のような野菜、いろいろあって
皆お気に入りを見つけたり、ソースがシャツにはねて困ったり(makotoさん、可愛かった~)
子供の世話をしたり、ワインを片手に大人6人が入り乱れておしゃべりして楽しみました。

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toscaさんは気を利かせて、“くみこさんと絶対気が合うと思う!”とトリノのお友達も誘って下さいました。
しかも、マニーノとほぼ同じ月齢の娘さんもいて、同じく体育会系(笑)
お互い子供に食べさせたり、歩き回られたり、ぐずられたりでなかなかおしゃべりできなかったのが残念!
マニーノは最後、娘さんの日本の童謡がなるプレートを鳴らしながら寝てしまいました(嬉)
マニーノを無事にベビーカーに移動できたので、お楽しみのデザートタ~イム♪
トリノと言えば、チョコレート 。迷わずチョコレートのドルチェを!
このどろ~っと出てくるチョコがたまりませんでした ・・・今見るだけでもよだれが・・・ 確か大人6人が6人ともコレ食べて、
更に気になっていたチョコのサラミを皆で食べました(大ノリだったmakotoさんがまた可愛いかった~)

お別れの時、都合悪くもマニーノが起きてしまった(泣)
幸い?行こうと思っていた 王宮 は、予想以上の観光客で定員あり1時間毎のガイドツアーが
全日予約いっぱいで入れず、広場だけしか見ていなかった周りを散策しました。
マダマ宮は正面はエレガントだけど裏に周れば無骨なお屋敷で戦争のモニュメントがあったり
ひょっこり有名な劇場があったり、三角形の建物があったり、マイナーだけど好きな時間の過ごし方でもあります。

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歩きつかれたのもあって、せっかくだからmakotoさんオススメの 老舗のバール・Barattino へ。
子連れで入るには申し訳ないくらい、バールというよりも気品のただようサロンで
名物のビチェリン(カフェとチョコを混ぜたもの)を。マニーノは持込したバナナ(爆)
当たったカメリエーレが超感じ悪かったのが玉に傷だけど、優雅なひと時を過ごす価値あり★
ここでtoscaさんからも頂いた激ウマ・crema di nocciola(へーゼルナッツクリーム)とチョコのお土産も購入。

Caffe` Barattino
Piazza castello 27
マダマ宮右側、道路を挟んだアーケード内にあります。


昼寝はランチ最後の30分くらいでぐずりも最高潮のマニーノ(泣)
暗くなりだした5時半前くらいからはホテルに向かい何かを道中でテイクアウトして夕食にしよう
と歩き出し・・・見つけたのは中華料理屋。絶対テイクアウトできるしっ!絶対安いしっ!!
てことで、チャーハン、竹の子ときのこと鶏肉の炒め物、野菜炒めをオーダー=10ユーロちょいなり。
マニーノもガツガツ食べてよかったんだけど、途中で脂っこすぎるかなと心配になりましたが。

翌日は移動日。更に北に進みます!

→ 5日目:トリノ(スペルガ)・ノヴァラ  へ続く


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